竹暗渠

気が付くと年の瀬ですね。
米作りを教わっている農家さんが農家レストランを開いたので年末の挨拶がてら食べに行きました。
雰囲気がよくて料理も美味しくて将来的に古民家カフェとかやりたかったのですごく参考になります。
週3日の営業なので他の日は使ってもいいよと言ってくれて、加工品の可能性も出てきて楽しみだらけです。
今年はやることが多すぎて驚くほどあっという間でした。
30日まで畑作業をして今日は大掃除や買い出しなど年末までバタバタでした。
ここ最近はブドウ圃場で暗渠工事に取り組んでます。
通常はコルゲート管を入れるんですが、手作りの自然素材にこだわって竹暗渠にしました。
初体験なのでネット情報を参考にしつつ試行錯誤で自主施工です。
50m×20m圃場の長辺に深さ1mの溝を2本掘り、暗渠を入れてその上にブドウを植える設計です。
一番ネックの溝堀ですが、自分でユンボ借りてやるつもりが業者に超格安でやってもらいました。
たまたま近所で工事している業者と話してたら、ついでなんでやりますよ~と言ってくれてちょーラッキー。
さすがプロ、約4時間で堀り終えましたが基層が固すぎてかなり苦労したと驚いてました。
水はけが悪いのも納得で、悲しいかな暗渠入れたとしてもどこまで良くなるかわかりません。
新規就農なので限られた条件の中で最大限努力してみてそれでもダメなら諦めて他の圃場を探そうかなと。
好条件の農地を借りるためにも地域で信頼を得られるようにがんばらねば!
倉庫の裏に竹林が広がっているので、ノコギリで切って人力で運び出し太い部分だけを約3m長に分割しました。
暗渠管として利用するので節を鉄棒で突いて取り除き、集水孔として10㎝間隔で電ノコで切り溝をつけてみました。
初めてで色々試しながらのほぼ一人仕事なので作業が遅く、年内に工事完了の予定でしたが今年はここまでしか進みませんでした(汗
このあとは、細い部分は枝付きなので緩衝材として溝底に埋め、その上に太い部分を設置します。
水が流れて排出されるようになるべく直径が近い切り口同士を差し込みながら排水口まで繋げていきます。
その上から疎水材としてもみ殻を地下40㎝くらいまで敷き詰めて透水性や耐久性を高めます。
最後に土を埋め戻し、トラクタで鎮圧整地して完了です。
これが終わればやっとブドウ棚に取り掛かれるんですが、先はまー長いです。手伝い大歓迎です!!
濃密な一年でしたが来年はいよいよメロン栽培なので、ワクワクしながら年越しを迎えます。
それではみなさま、よいお年を~。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日記

前の記事

冬野菜